オープンデスク・インターンシップ

2008.03.08 土曜日

給湯室で、オフィスの隣にある会社の女性から声をかけられる。

 

「最近新しい人入ったんですか?」

 

「彼はインターンで来ている人」

 

「私もデザイン系の学校だったんで、学生の時勉強に行きました~」

 

「何の学校?」

 

「リビングデザイン学科って、ユニバーサルデザインとか勉強する学科です」

 

隣の会社は靴の会社で、スポーツシューズや時にはレインシューズなどディスプレイしているのが入り口から良く見える。靴の卸屋さんのようで、彼女は、靴のデザインとかをしているらしい。

 

建築学科やデザイン系学科では、学生時代に設計事務所や会社に社会勉強にいくことがある。

 

設計事務所の仕事とはどんなものか、学校とは違う環境で仕事を体験することは、これからの自分の方向性を決めるためにもとても勉強になるのですね。

 

私も学生時代、先輩がいるいくつかの事務所に行って、
黙々と終電まで模型を作っていた思い出があります。

 

勉強をするための机を開いています、という意味で「オープンデスク制度」とか、
見習いという意味で「インターンシップ制度」とか呼んでいて、
アルバイトではないので、基本的には無償です。

 

模型を作ったり、プレゼンテーションや設計のお手伝いをしたり、雑用をしたり。
事務所の環境・雰囲気を体感するのが大きな目的。

 

近頃は大学によって、インターンシップに行くことが必修科目になっていて、単位を取得出来る形になっている場合もあり、海外では1年間インターンシップを必修としているところもあるくらい。
身につくところは多いですね。

 

こちらも、色々な学校の教育の仕方や、将来スタッフとして働いてもらえるかを見る良い機会です。

 

「一度遊びに行かせてくださ~い」

 

デザイン学科卒業の隣の彼女も、どんなところか興味があるよう。