嵐の六甲山荘

2014.08.17 日曜日

台風11号、近畿地方は大荒れになりました。

 

アトリエMEG六甲山荘は南斜面に位置しているので、
海から吹き上がる風の影響が強く渦巻くように唸ります。

 

 

松林がうねり、すぐ傍の斜面がなんと土砂崩れをおこし、
警察や消防や財産区の人が視察に来られました。

 

↓ こんな感じ

 

自然と共に暮らすことは、危険と隣り合わせでもあります。

 

六甲山は被害の大きかった広島と同じ花崗岩。
風化した崩れやすい花崗岩は山崩れが起こりやすいので、
ゲリラ豪雨で集中的に雨量が多くなると表面の地滑りが起こります。

 

松食い虫に松がむしばまれ、根を張る力が弱っていた影響もあるでしょうか、
松林が帯状に流れてしまいました。

 

流石に下山して自主避難! 事務所に暫く寝泊まりになりました。

 

天気が良いと絶景ですが、嵐は直撃の危険です。
心配して何度も電話をかけて頂いた灘警察の人、「避難します」と言うと安堵のお声でした。