楽しげな日常

2010.08.03 火曜日

先日4年ぶりに訪れたお施主様の家。

 

庭の木々が随分と大きくなり、内部から見る庭の景色、通りから見る庭越しの家。

 

思い描いてつくったように、
自然と一体となる景色が木々の生長と共に穏やかな空気をつくっていました。

 

フキや蕗の薹が庭木と一緒に訪れ根付いたとか。
「わざわざ山に行かなくても毎年一杯採れるの」
蕗の佃煮、蕗の薹の天ぷら、ご近所の人も「ちょっと頂戴」と言って採っていかれるとか…

 

家庭菜園ではナスのキュウリ、トマトや茗荷。
暮らしを楽しまれている様子が漂っている。

 

「先生がイメージされたのとは大分違ってきているかも?」

 

いえいえ、住まいは住まい手が育てるもの。
どんなふうに育っていくのか、遠くから見ていくのが創り手の楽しみです。

 

楽しげな日常。

 

それが何よりの励みになります。