畳の縁
2014.10.26 日曜日
父の一周忌、お寺に畳を寄進しました。
400年経つ親戚のお寺は、父が若い頃過ごした場所でもあり、
父の名で何かを残しておきたいとの思いで…
新しい畳のい草の香りは、やっぱり心地良く、
清々しい気持ちで一周忌を迎えることが出来ました。
住宅ではだんだんと畳の部屋が少なくなり、紋縁の畳を入れることが少なくなったけれど、
本堂のような広間では、格式があり美しいものです。
畳の縁にも格があり、本来は空間によって縁の種類も変わるのですが、
デザイン重視でインテリアのバランスで考えることが多くなったけれど、
伝統的な格式の考え方を、
時にきっちりと考えることも大切だと思っています。