魅惑の錯視
2010.01.11 月曜日
半年前からパソコンの画面には~錯視~フォルダーが鎮座ましましている。
目と脳がつくり出す錯視。
人間の感覚を惑わし、現実とは違うものに認識させる。
エッシャーやマグリット、ダリでよく知られる視覚のトリックを巧みに操っただまし絵。
絵画や彫刻といったアートの世界だけでなく、
私たちの日常の中2次元、3次元の世界に、錯視を利用し計算されたものがちりばめられている。
建築や空間、庭や街づくり。そこにも錯視はいきている。
形やプロポーション、色の配色や配分大きさ。
空間をデザインするとき、さまざまな場面で錯視を利用し、
部屋を広く見せたり、天井を高く見せたり、奥行きを深く見せたり。
思い描き計算どおりにいく時もあれば、期待以上の時以下のときもある。
この目と脳がつくり出す錯視、
人間の感覚を惑わすこの錯視に、私はとても惹かれている。
さまざまな角度から理論的に感覚的にとらえて、セミナーなどでお伝え出来る機会をつくりたいとも…
-だまされる-
この感覚が 幸せな世界 をつくることもある。