木造住宅リノベーション
2018.08.24 金曜日
築35年の木造住宅リノベーション。
1995年の阪神淡路大震災で多くの木造が倒壊したため、
2000年に建築基準法改正で木造建築物の耐震基準が変わりました。
ですので、築2000年以前の木造住宅をリノベーションするときは、
現在の耐震基準にあう形に構造補強をする必要があるのです。
リフォームやリノベーションの時、キッチンやトイレなど設備の入れ替えや
イメージを変えるおしゃれなデザインに意識がいきがちですが、
構造の耐震補強を一緒に考えていく必要があります。
スケルトンからのリノベーションは、建物全体として補強を考えられるのですが、
建物一部だけ工事する場合は、
デザイン性、機能性、快適性、予算などと共に
構造補強はできる限りのことをバランスを考えて…
目に見えるところは勿論のこと、
目に見えないところへこそ、高い意識が求められます。