うれしいお便り

2007.12.11 火曜日

今日事務所でパソコンをたちあげると、うれしいお便りが届いていました。

 

以前設計した家の住まい手の方から、建物に前庭をつくられ、緑で演出された写真が2枚添えられて。
そう言えば、いつか余裕が出来れば心和む緑の演出をしたいとお話しされていましたね。

 

家に帰るのが楽しみと、
暮らしを楽しんでおられる様子が感じられとても嬉しく思います。

 

 

「住まいは住まい手とともに育つもの」
こうして育てていただいている様子をお便りいただけるのは、有り難いです。

 

この方は、実は私の設計させていただいた建売住宅を購入していただいたかた。
住まい手のお話を具体的にお聞きし、ひとつひとつ作り上げる注文住宅とは違います。

 

この建売住宅は、「京都の30年後の良質な街並み」をつくることをコンセプトに、 8人の建築家がコラボレーションし街並みをつくったPROJECTの一戸として街並みを考えると同時に、これからの建売住宅の新たな方向性を考えたもので、
私がモデルケースとして「 こんな人に住んで欲しいと」イメージしてデザインした住宅です。

 

住まい手となられた方は、私のイメージどおりの人。

建物を自分のためにデザインされたように思って、とても大切に暮らしていただいています。

 

事務所が移転したときも、メッセージを添えてかわいい緑の鉢植えを送って下さいました。

 

 

建物をデザインし創る課程では、一度もお会いしたことがないのに、こうしてずっとつながっている。

 

なんだか不思議です。