お稽古始め
2013.01.24 木曜日
2013年、新しい年が始まり1月ももう後半ですね。
毎年、年の初めに今年したいことを考え書き出しています。
真っ新な気持ちで考えるのは私にとって、
良いことも残念なことも素直に受け止め自分をリセットする儀式のようなものです。
1月10日の西宮戎のお参りでは、昨年一年の感謝とともに、
今年は仕事も趣味も「新しいことを始め、行動する一年にします」 とお伝えしてきました。
1月、お稽古始めには最適。
以前からお誘いいただいていた大阪天満宮近くで開催される
「謡サロン」に参加をしてきました。
久しぶりに着物を着るのには悪戦苦闘したけれど、
着物を着ると心がシャンとして、心地よい緊張感と高揚感があります。
季節や色あわせ、取り合わせを考えて着物や帯、小物を合わせていくのはとても楽しいもの…
絹の川が何本も流れているいるように、
部屋が色とりどりになり、眺めているのは贅沢な時間です。
「謡サロン」はお正月らしく、有名な「高砂」のお題。
サロンでは、お題の詳しい解説とともに、能楽師 武田宗典氏の謡と舞を観せていただきました。
若手の先生ですが、華奢な体型からは創造できない迫力の謡。
体に染み渡るお声です。
心と感性に栄養をあげるのは、ものづくりには大切なことです。