心にのこす遺作

2016.04.29 金曜日

 

 

思えば、建築家 故生山雅英さんが2013年第12回関西建築家大賞を受賞され、
受賞記念パーティを開催されたとき、ご挨拶でおっしゃっていました。

 

 

「記念パーティを開催するか迷ったけれど、
みなさんに集まって頂くことが関西の建築界を元気にすることに繋がると思って…」

 

 


記念パーティのお土産に頂いた「振出」
塩金平糖とメッセージが添えられていて、そんな細やかなお心遣いにも感動を覚えました。

 

 

建築作品だけで無く、ご自身もダンディで格好いい、私の憧れの建築家でした。

 

 

遺作とは、その人が創った作品だけで無く、
その人の振る舞いや言葉も、受け取る人の心の中にいきづく遺作なのだと感じます。