あかりと光で変わる住まい
2007.11.18 日曜日
17日土曜日は講師としてセミナーへ。
テーマは「あかりと光で変わる住まい」 ~豊かな暮らしをめざして~
ワークショップを交えた2時間の参加型セミナーに、20名程が参加してくださいました。
今回は神戸市すまいるネット主催のセミナーに、兵庫県建築士会のメンバーとして参加です。
前半私ともう一人、2人の女性建築家が、「あかりと光」に焦点をあて、それぞれつくった住宅事例を紹介。
後半のワークショップでは、4グループに分かれた参加者が、それぞれの住まいでの「あかりと光」工夫や、悩みをディスカッション。ワークショップは話に熱が入ってくると、30分の時間はあっという間に過ぎてしまいます。
住宅事例をとうしてみる建築家の考え方や、ワークショップで聞く他の人の工夫、これからの暮らしがもっと豊かになるヒント何か一つでもお土産として持って帰っていただければ嬉しいです。
お話ししたポイントを少しご紹介。
【光と影のデザイン】
光は空間のドラマをつくる大切なファクターであり、日常の中の非日常の演出する要素
光は 時の移ろい 一日の時間の変化や季節の変化を感じさせてくれるもの
単に機能的な明るさだけではなく、光がつくる影がどうなるのかそのデザインを考え、
「空間をキャンバスに光を絵筆に」どういう感動を生む光のドラマをつくるのか。
【豊かな暮らしを演出するために】
□ 光の質を考える
・5W1H(When Who Where What Why How)を考える
光の強さ
色
位置
どこにどんな陰影をつくるのか
□ 照明を景色としてとらえる
□ 一室多灯
光の島をつくるように演出を などなど
灯火楽しむ季節、あかりと光を少し考える良い季節です。