大阪薪能
2017.08.12 土曜日
8月11日(金)、先日プレゼント頂いたチケットで「大阪薪能」へ。
谷町九丁目は古くからの寺町。
暫くぶりに訪れた町は、お寺と歓楽街が共存しているちょっと不思議な佇まい。
昔から、お寺やお墓がある街や跡地には歓楽街が栄える。
亡くなられた人の魂が、寂しいので人が来られることを喜んで迎えるからだとか…
今までに何度か薪能は観させていただきましたが、生國魂神社での「大阪薪能」は初めてです。
大阪の夏の風物詩「大阪薪能」は470年前にの演能に由来し、
昭和31年から今年で61回目、大阪の文化の一つとして受け継がれている。
境内に組まれたのは竹の仮説能舞台。
柱は役割があり位置が決まっているので、竹はかなり太めです。
竹に照明を仕込んだり、
これを組むのにどれだけの大変な舞台裏だろう…
こうして、創っては壊しまた創る、
脈々と続く裏にある人々の想いをついつい考えてしまう。
第一日目の演目は
小袖曽我
土筆
羽衣
天鼓
17時半から約3時間
時折 激しい蝉の声と、賑やかな救急車のサイレンをバックミュージックに、都会での薪能を楽しませて頂きました。
お土産に頂いた 薪能の団扇 ちょっと嬉しい!
夏の夜の一時、夏バテ気味でしたがすっかりエネルギーチャージ、
来年は天神祭の「能船」に乗せてもらいたいと思ったりしています。