輝く目

2007.05.30 水曜日

昨日は1ヶ月ぶりで「私のしごと館」の日。
1時間の建築家体験の授業を3回、12名のサテライト、6名、6名、合計24名の中学2年生達。

 

1/100スケールの家のデザインと模型をつくるプログラムに1時間はあっという間に過ぎる。
もう少し考える時間をあげたいけれど、タイトな時間で考えつくることも大切ではある。

 

12名の中に、「瓦屋根にしたいけれど、どんなに描いたらいい?」
大きな声で質問をし、ひときわ張り切っている男子がいた。

 

聞くと「僕、将来建築家になる!。前は大工さんになりたかったけど、大工さんは言われたとおりにつくらんとあかんから、僕は建築家になる。」

 

テレビの影響もあってなのか、建築家という言葉や職業もかなり耳慣れたものとなっているよう。

パートナー曰く、「僕が子どもの頃は大工さんはあこがれの職業。近所に大工さんがいたから、仕事をするのを見ていて格好いいなあ~と思った」

憧れの職業の1つが、大工さんから建築家に変わったのかもしれない。

 

一生懸命つくった模型を眺める目は、キラキラとして輝いている。

 

「どう? イメージどおりに出来た?」
「う~ん、ちょっと違うなあ。もう1回家に帰ったらつくってみる!」

 

中学2年生で、将来なりたい建築家の夢をもつ。
頼もしいかぎりです。

 

“輝く目”を見ていると、自分も同じ目が出来ているか?襟を正す思いがします。

子ども達に伝えることをとおうして、色々なことを教えられ、エネルギーをもらっています。