心を伝える

2016.02.03 水曜日

最近、意識が内に向かっているのか、
「暮らしを豊かにするための授業」をリクエストされることが増えてきました。

日本の伝統文化を空間の視点をもちながら伝えていく…といった形でしょうか。
 
 
建築や住宅を考え創っていくには、これらの知識や体験は大切なこと。
そう思って、私自身20代から勉強をしてきました。

もともと子どもの頃から好きだったので、
器やテーブルコーディネートの知識も、母の手伝いをしながら自然と身についてきました。
 
 
茶室や茶道、華道、器やテーブルコーディネート、マナーや礼法、真・行・草と格。

これらは色々と繋がっているので、
ひとつを伝えようとするとどんどん伝えたいことが増えてしまいます。  
 
それぞれの世界はとても深いので、私が教えるものでもない。
その入り口としての知識と文化の大切さをお伝えする、といったところでしょうか。
 
 
 
知らないでも日々生活は出来ます。  
 
 
でも、日本という国に生まれ、素晴らしい伝統文化が私たちのDNAにいきづいているのだから、 
やはりそれを意識を持って大切に育てて欲しい。  
 
もちろん私自身も日々勉強中、人に伝えるならなおさらです。
本を片手に、数珠つなぎのように持てる知識を体系だてて目下組み立て中。
 
建築設計の講義とは違う、ひと味違った、豊かな暮らしをつくる「心」の部分。

私に何をお伝えできるか??   
 
 
今までの生き方を問われているようです。