つくる・つたえる・つなぐ
2015.08.16 日曜日
人には、生まれてきたからには、その人が担っているミッションがあると思っています。
そう思うようになったのはもう随分前、たぶん私が中学生の頃です。
結構おませだったのかもしれません。
何故・何故・何故??? という言葉が頭の中をグルグル回っていて、
ブツブツ独り言を言っているちょっと変わった子でした。
あれから随分時が経ち今思うことは、
私のミッションは 3つの「つ」
つくる・つたえる・つなぐ
数年前プロフェッショナルクオリティという本の出版にさいしインタビューを受け、
改めて自分自身を見直したとき浮かんだ言葉でした。
*華道の師に本をプレゼントした時、つくる・つたえる・つなぐ この3つのことは
伝統文化の世界で大切にされてきたこと とおっしゃっていました
つくる
建築やインテリア、ものをデザインし「つくる」、あるいは「場をつくる」ことをとうして、
幸せな空気をつくり人を幸せにすること
つたえる
大学や専門学校で学生さんに、セミナーやサロンで一般の人に、
今までに学んできたこと経験したことを話すことで、
これからの考え方・生き方・暮らし方にヒントとなるものを「つたえる」こと… 教えるのではなく
つなぐ
つくる・つたえる から得られたものを活用し様々な活動を通して、
素晴らしいと思うことを次の時代へ「つなぐ」こと
今関わっているのは、
子どもたちへの建築出前講座「すまいまちづくり育成塾」、
登録文化財ヴォーリズ六甲山荘の維持保存と継承
ひとりで出来ることは限られているけれど、
人とのつながりや関わりの中で出来ていくことは沢山あります。
出あいぶつかることで起きる化学反応のようなもの、火花
自分でも知らない力がまだ眠っているかもしれません。
そんな力、そんな自分に期待しつつ、進んでいきたいとおもいます。