着物のお嫁入り
2015.08.14 金曜日
大切な着物たちですが、流石にもう袖を通すことが無い着物を、
お嬢さんがおられる友人宅にお嫁に出しました。
右から
中学生の時初めて仕立ててもらった 黄八丈のおついこ
おもちゃの柄の縮緬
舞台で映える千總の友禅
夏の絽の着物
姪は私より2廻り背が低く、お寺のお嬢さんなのに着物を着ることもなく…
こんな時、娘がいないのがとても残念に思います。
近頃は着物を着る人が少なく、確かに着る機会も少ないのですが、
でもやっぱり着物文化は大切に受け継いでいって欲しい。
私は15年ほど茶道、華道のお稽古していたこともあって、かなりの枚数が箪笥の中。
残念ながら最近は着る機会が少なくなっています。
引っ越しを機会に、引き出して並べて眺めてみました。
色とりどりの着物は眺めているだけで幸せになります。
これって、洋服にはないものなんです。
華やかな友禅の着物は確かに着る時期は少ないのだけれど、
眺めているだけでも価値があります。
でもせめて月1度でも着物を身にまとう余裕を心にをつくらねば…
と改めて思います。
姪には着付けを教えて、少しづつ引き継いでいってもらいましょう。