calling

2008.05.20 火曜日

日曜日、以前教えていた専門学校の集まり「S先生を囲む集い」だった。

 

集まったのは卒業生10名 教師5名。

 

卒業生は卒業して14~5年。
設計事務所で働いている人、大工さんになった人、建築とは違った道に進んだ人、子育てに頑張っている人、子育て・仕事・、大学の通信教育と3足の草鞋を履いている人。

それぞれの道は違っているけれど、話し始めると15年の月日がワープする。

 

主役のS先生は当時の校長先生で学校では設計も教えられていた、85歳とはとうてい思えない、ダンディで素敵な人。

 

クリスチャンでもある先生がお話された言葉が心に響く。

 

「ある幼稚園設計の相談を受けて、もうこの年齢だから実務は出来ないから、アドバイザーとして相談にのろうと思っていた。でもねえ、ちょっと平面計画でもしてみようかと、鉛筆をもって考え出したら、やっぱり楽しくなってしまって、ついつい考えてしまう。 それで、プラン作って、来週プレゼンに行くんや。」

 

「calling」神に召された という意味の言葉がある。

 

自分にとっては設計の仕事が「calling」かとおもう。
この年だから、もうお金も何もいらない。

自分が持てる力を少しでも社会に還元し役立てられるように、いつまで出来るかは解らないけれど、やっていきたい。」

 

「calling」 その人としての使命

 

「gift」   神から与えられたその人としての力

 

いつも私の頭の片隅にある言葉です。