『 中山手の家 』

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神戸 設計事務所
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狭小間口ながら車2台の車庫を持つ
狭小間口ながら車2台の車庫を持つ
左官櫛引とガルバリュウム鋼板が表情をつくる
左官櫛引とガルバリュウム鋼板が表情をつくる
路地の奥、あたたかな灯りが人を迎える
路地の奥、あたたかな灯りが人を迎える
トップライトからの光がつくるドラマ
トップライトからの光がつくるドラマ
ダイニング - キッチン 麦わら圧縮材の腰壁
ダイニング - キッチン 麦わら圧縮材の腰壁
コンパクトで一体的に繋がるリビング-ダイニング
コンパクトで一体的に繋がるリビング-ダイニング
赤白が美しい杉柾目板が柔らかな雰囲気をつくる
赤白が美しい杉柾目板が柔らかな雰囲気をつくる
陽光は季節と時を知らせる日時計
陽光は季節と時を知らせる日時計
3畳の和室は多目的スペース
3畳の和室は多目的スペース
リビング
リビング
夕景
夕景
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ドミノの1コマを入れ替える様に
新しい1コマがはめ込まれる
街にはめ込まれる モザイク画の1ピース

育まれてきた暮らしを引き継ぎ
物語はつくられる
新しい空 新しい光 新しい風

そこにある小さな自然は
豊かな時間を孕んでいる

今あることを見つめ 今という時間を思う
今日というページを重ね 物語は続く

いつかバトンが渡されるまで

築45年RC造3階建住宅の建替え

阪神大震災の影響で傾いた建物は20年の歳月を重ね、後生に引き継ぐべきでは無いと建替えられることとなった。

敷地は前面道路も間口も狭く、隣家が迫る都市型住宅の特徴を持つ。神戸の山側に位置する住宅には、住み慣れた土地でこれからも豊かに暮らし続けらる終の棲家が求められた。
間口4.6m×奥行11.3mの建物に、車2台がおける車庫、ホームエレベーターなどこれからの暮らしに必用な要素をパズルのように組み込みながら、抜けを意識し狭いながらも広がりを感じさせる構成にしている。

70代夫婦が心地よく暮らせる機能とともに、自然素材が優しくあたたかみのある雰囲気をつくっている。
トップライトから空を望み、一日の時間、季節の移ろいが光とともに感じられる小さな自然がある。

新築

RC地下1F木造地上2F 神戸市中央区
敷地面積  85.45㎡
建築面積  51.23㎡
延床面積 151.78㎡
住宅面積 115.92㎡
家族構成 夫婦